土と生きる~益子~
身近な美を愛でるまち、益子
陶器の産地として、海外にもその名が知られる益子。
なだらかに広がる田畑に小高い山や丘、心癒される花畑や四季の恵み・・・。
風土に根ざした、益子をご紹介。
外池酒造
栃木県益子町は、窯元は約260、陶器店は50を数え、春と秋には陶器市が開かれる焼き物の街です。
そんな街で創業70年を超える日本酒の蔵「外池酒造」。
こちらでは、南部杜氏の伝統と技術を駆使した酒造り。その酒蔵を見学できます。
併設する「ギャラリーカフェ湧-waku-」では利き酒や仕込み水を使用したコーヒーなどもお飲み頂けます。
ちなみに、地元に愛される酒「燦爛」の仕込み水は、日光連山の伏流水で口当たりの柔らかい「ふわっ」と広がる軟水。
まさに「甘露」という言葉がぴったりで、「もう一杯飲みたい」と思わせるお水です。
益子を訪れた際には、お酒の飲める方、飲めない方でも気軽に立ち寄って、ぜひ日本酒の魅力に触れてみてください。
外池酒造ホームページ↓
見学ツアーの口コミなど、旅行記はこちら↓
https://4travel.jp/travelogue/10085406
https://4travel.jp/domestic/area/kanto/tochigi/mashiko/motegi/restaurant/10973493-travelogue/
つかもと本店
1864年に創業。150年以上の歴史を誇る益子焼最大の窯元です。
自然に囲まれた広大な敷地の中で、陶芸体験やギャラリー・美術品鑑賞が満喫できます。
見る・買う・遊ぶ・食べるをこの場所で全て楽しめます。
↑ 土鍋(土釜)でご飯 !益子焼つかもと kamacco
土釜で炊くと、お米の甘味が引き出せ、ふっくらとほど良い食感のごはんに炊きあがります。
金属製は熱しやすく冷めやすい特性がありますが、土釜はじっくりと炊きあげられることが特徴です。
そんな土釜を手軽に使えるよう、プチ土釜です。
また、「横川駅峠の釜めし」として親しまれている「おぎのや」の釜めしの釜を1日約1万個も生産しています。
併設のレストホールでは、釜飯定食を味わうことができます。
周辺地図など詳しくは↓
https://www.tochigiji.or.jp/spot/6891/
益子焼窯元共販センター
約400軒弱といわれる益子焼窯元のうち、7割ほどの窯元の作品を展示販売している益子焼最大のショッピングギャラリーです。
全長10m弱の大狸が目印です。敷地内には6つの売店があり、手頃なものから有名作家の作品まで購入することができます。
また陶芸教室などもあり、手軽に作陶や絵付けの体験ができます。
http://www.mashikoyakikyouhan.jp/
益子焼について
益子焼は、江戸時代末期、笠間で修業した大塚啓三郎が窯を築いたのが始まりとされています。
当初は主に鉢、水がめ、土瓶といった日用品の産地として発展しました。
1924年、濱田庄司がこの地に移住し、「用の美」着目した柳宗悦らと共に民芸運動を進めると、地元の工人たちに大きな影響を与え、益子焼は芸術品としての側面も持つようになります。現在、窯元は約250、陶器店は約50。若手からベテランまで、多種多様な陶芸家たちの作品がそろいます。
益子焼のできるまでなど 詳しくはこちら↓
http://blog.mashiko-kankou.org/pottery/index.shtml
道の駅ましこ
2017年度JIA日本建築大賞受賞!
「道の駅ましこ」は、益子の土地で育った新鮮な農産物や加工品、工芸品などの物産を直売する「ましこのマルシェ」、定食をはじめ、その日の美味しい野菜が食べられる飲食施設「ましこのごはん」、観光案内から益子への移住相談ができる「コンシェルジュ」があります。
そして「JIA日本建築大賞2017」の最高賞に当たる大賞に、道の駅ましこが選ばれました。
周囲の里山の風景と溶け込むような屋根や全面ガラス張りの外観、
壁には益子焼に使う黄土、梁には栃木県産の八溝杉の集成材を使用しています。
お食事は、地元の美味しい食材を益子焼で楽しめる【ましこのごはん】がおすすめ。
早起きしてモーニングメニューからチャレンジしたくなる、益子のおもてなしレストランです。
http://m-mashiko.com/facilities/gohan/
道の駅【ましこ】↓